代表挨拶

ESUHAIはベトナムの志の高い若者の人材育成を行う教育機関兼送出し機関として、ベトナムにおいて募集・選考・教育研修を行い、日本に送り出して参りました。


どんな在留資格であっても、若者が海外に行くためには、何のために行くのか、長期視点による目的意識が必要です。「今すぐお金がほしい」「短期間でお金を稼ぐ方法だけに興味がある」と考える人は、5年後10年後の自分の付加価値をつけるために日本語を勉強して日本での生活・仕事からさまざまなことを学ぼうという発想になりません。日本を知ろうとせず、自身の狭い世界の経験からだけで物事を考え、カルチャーショックを感じて不満を持ったり、我慢できない思いを感じたり、不理解、誤解を生じさせたりしやすくなります。


ベトナムの若者が日本を目指す際に、しっかり日本語学習をしながら将来の自分の夢をかなえようとする、そういう志の高い人が選考、育成されて、しっかりと日本で経験を積んで技能や技術を身につける。そういう人が1000人、1万人以上になれば、彼らは日本とベトナムをつなぐブリッジ人材となり、必ず日本企業のため、ベトナム産業のためになるだろうと思っております。


日本では、ここ数年の間に出入国管理法の改正が行われて新しい在留資格が創設されたほか、国際社会と協調したビジネスと人権に関する行動計画が公表され、SDGsへの取組みも推進されています。その中で外国人材の受入れ・共生、共生社会実現に向けた外国人材の受入れ環境整備の充実・促進が挙がっており、日本における外国人材の受入れ環境を整える動きが活発化しております。


エスハイ・ジャパン株式会社は、ESUHAIグループの日本法人としてグループ共通の理念のもと、より多くの意識の高いベトナムの若者が日本を目指していけるよう、また日 本企業がより多くの優秀なベトナム人材を確保することで生産性を向上させ更なる発展につながることができるよう、また日本企業とベトナム企業が人材交流や技術協力を通じてお互いに循環型の補完関係となり、持続可能な形で相互発展することができるよう、これからも進めて参ります。


2022年3月吉日
ESUHAIグループ
ファウンダー・CEO
レロンソン